8/17(金) 下町ロケット ゴースト


c0133096_12071214.jpg「下町ロケット ゴースト」を読みました。3話目です。
普段は紀行文や歴史の文庫本しか読まないのですが、ある人から紹介を受け、新刊の小説は久しぶりです。

数年前に賞をとった一作目は、有名で映画やTVドラマになりましたが、私は読んでいません。基本は中小企業が大企業に挑戦する物語です。

既存の大企業CVTメーカーが、新参CVTメーカー「ギア ゴースト」の顧問弁護士を買収し特許権を不正に取得し、ゴーストが支払いできない高額な賠償金を請求することを軸に、数年前に買収した米国原子力企業が大きな負債を抱えて赤字に転落した財閥系の大企業(農機具メーカー)や、主人公の佃製作所がCVT用コントロールバルブ開発への挑戦を絡めた物語です。

物語は面白く一気に読めました。最後の特許権の裁判結果は凡そ予想がつきましたが、物語は本編で終了せず、秋発刊の「下町ロケット ヤタガラス」へ続きます。

財閥系大企業の内紛に嫌気が差し飛び出して起業したCVT変速機メーカー「ギア ゴースト」と言う会社は、すべての部品と組立をコンペで決めたメーカーに発注して製造販売している会社です。

CVTの副変速機付き自動変速機を全てを外注しており、今のスマホの様な生産形態をとっています。
変速機は素材、加工精度、熱処理、品質保証、性能や耐久性の信頼性評価など様々な工程があり、これが本当に現実出来るのか? 常識から外れた発想です。
でも、大なり小なりスマホも同じだから、今後はこの様な生産方式になって行くのかもしれません。


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by takatakabike2 | 2018-08-17 12:37 | 諸々 | Comments(0)