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山to バイクto Qoo の楽園

山登りとロードバイクを徒然に・・・

8/30 夏山 (8/14~17) 新穂高-鷲羽岳-水晶岳-高天原温泉-新穂高

日程 : 8/14~17 (三泊四日)
山域 : 北アルプス 雲の平 周辺山域
行程 : 
8/13(日)
自宅発:18:10 ~ 鍋平駐車場着:22:45 (4.5H)

8/14(月)
鍋平ロープウェイ発:6:00 ~ 着:6:10 新穂高発:6:15 ~ わさび小屋着:7:25 発:7:35 ~ 鏡平小屋着:10:30 発:10:50 ~ 弓折岳着:11:50 発:12:00 ~ 双六小屋着13:50 発:14:00 ~ 三叉蓮華岳着:15:15 発:15:30 ~ 三叉山荘着:16:00
(計:10h  コースタイム:9h40m)

8/15(火)
三叉山荘発:5:45 ~ 鷲羽岳着:6:45 発:7:00 ~ 水晶岳着:8:50 発:9:10 ~ 温泉沢の頭着:9:55 発:10:00 ~ 高天原温泉着:12:20 発:14:00 ~ 高天原山荘着:14:20
(計:8h35m  コースタイム:
 
8/16(水)
高天原山荘発:5:40 ~ 薬師峠通過:6:30 ~雲の平山荘着:8:10 発:30 ~ 祖父岳着:10:10 発:10:30 ~ 岩苔乗越着:11:15 発:11:20 ~ 黒部川渡渉点着:12:00 発:12:15 ~ 双六岳巻き道点:13:15 発:13:25 ~ 双六山荘着:15:00

8/17(木)
双六山荘発:5:30 ~ 新穂高着:11:30

山行記録
8/13
 最近のお盆休暇の山は混まない様だが、外して出発する予定が、来週後半から台風の影響で曇りの予報なので、あわてて出発する。 新穂高の無料駐車場は満車なので500円/日の 鍋平駐車場へ停める。初日に支払えば帰りはチェックなしなので、4日でも500円なのだ。

8/14
 新穂高へ降りる登山道は昨年の土砂崩れで通行不能。同じ境遇の登山者2名と一緒に6:00始発のロープウェイ:200円で降りる。 天気はいい、2時間ほどはブナ林を林道歩き。 わさび小屋を過ぎると登山になり、低木地帯のカール地形を登る。うっそうとした林の登りではなく、景色を見ながらの気持ち良い登り。こんな登り道はなかなか無い。
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鏡平に到着、ガイドブックの写真によくある池に映る槍が岳を早速、激写。 間一髪で雲隠れの前に撮れた。
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小屋では生ビールをジョッキーで販売、800円な~り。カキ氷も有名みたい。 でも、私は水を補給して出発です。 
弓折岳まで登ると北アルプス全体が見渡せます、天気まだ良し。双六小屋と鷲羽岳が見えてきました。
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双六小屋に到着、隣人の話を聞いていると、次の三叉山荘は昨日、定員70名のところ230名が宿泊。 今日も混むとのうわさだが、まだ早いので出発。 三叉蓮華山頂はガスの中。 折立~雲の平~黒部五郎への若い男女4人の縦走グループに会う、私も計画していたこのコースはかなりハードです。
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三叉山荘と鷲羽岳が見えてきました。鷲羽岳はでかいです~。名前どおりに鷲が羽を広げている。
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三叉山荘は予想通り、170人で混雑。 夕飯は4回戦で19:00~だと、まああとは寝るだけだ から良か。2階の大部屋は窓が少なく、暑く寝苦しい、1時間おきに起きたが、体を休めればいいさ。 山形県から来た同輩の方と隣になり話をする、毎週、飯豊山周辺の山を登って鍛えているそうです。 山形から日本海側の高速道路を使い、車で7時間で来た、早い!。

8/15
 小屋の前に鷲羽岳がどーん大きく聳えている。 早々に出発、山頂にはコースタイムより30分早く到着。槍ヶ岳が綺麗に写っています。
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北アルプスの中央に位置しているので、槍穂高連峰、笠が岳、燕岳の表銀座、烏帽子岳の裏銀座、後立山連峰、剣立山連峰、五色が原、薬師岳、 黒部五郎など一望。写真は黒部五郎岳。
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 次は百名山の水晶岳を目指す、ここで赤牛の尾根から高天原温泉へ向かうことに決定。
水晶小屋は20名の小さな小屋、ここも昨日は60名の混雑だったとの事。 単独の方3名と一 緒に登る。それぞれ山形、名古屋、岐阜の方です。
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 結構早い早い、50~60代なのに元気だ~。 昨日烏帽子岳にテント張り、今日ピストンで水晶まで来た方もおりました、なんと。
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 水晶岳は近づくと5ヶのピークが見えてくる、さすが百名山に選ばれた山だ、迫力あり。
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 ここからも満点の眺望、360度が山また山、北アルプスの奥の奥まで来た感がある。 写真は雲の平の先に笠が岳。
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 ここで同行の方々と別れ、赤牛方面に行く。 このコースへ行く人は誰もいないが、意を決して(ちと大げさ)少しガレた道を進む。 途中、登りのパーティーや単独の方に会い、状況を聞く、急坂だが悪場はなさそう、温泉沢の頭から下降する。 写真は赤牛岳。
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 今夜の小屋が小さく見える。また、明日下った分、登ると思うといやになるが温泉の魅力にはかなわない。 下降は急で、すべるから中腰で慎重に下ります。
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1時間半かかり温泉沢に合流。 沢水でくつろいでいると、男女2名がザック持たない格好で下山してきた。 聞くと、昨日、雲の平小屋に泊まり、今日、ワリモ岳へ登ったところで、私が温泉まで下るという会話を聞いていたらしく、ザックを置いて、空身で2時間下り温泉へ行き、4時間かけて稜線へ戻るという事を考えたらしい。 なんと無謀な、元気なことか、話し言葉から九州の方らしい。
高天原温泉は川原にあり、3つある。ちょっと暑く、入ったり出たりだが、2日間の汗と疲れを流した。4~5名の方と話しをすると、わざわざ、この温泉に入るために縦走コースから寄り道して来る人も多いようだ。
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 今夜のお宿の高天原山荘は標高が低いため林の中で、昨日の稜線小屋と違い、癒しの空間。 更に宿泊者が少なく気持ちよか。 ビール飲んで熟睡でした。
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8/16
 今朝も天気が良い、雲の平まで500mほど登る。 写真は雲の平小屋と黒部五郎岳。
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雲の平は周辺を沢に囲まれた台地です。 縦横はそんなに広くなく、2時間も歩けば崖になります。 崖から対岸の山並みの眺めがすばらしい、雄大です。 写真は雲の平から昨日登った水晶岳。
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小屋でりんごを買う、これが水分と糖分が取れなかなか良い。 昨日の小屋は山のベテランが多く、珍しいコースの話が聞けた。 今日は途中から単独行の青年と一緒に歩く、彼は扇沢の針の木雪渓から登り、今日で5日目。このあとは黒部五郎、薬師、立山から扇沢に戻る予定だとのこと。若さだなあ。 ここから笠ヶ岳を望むと槍ヶ岳のようです。
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 黒部川の源流にたどり着く、川岸がお花畑できれいだ。 ここを下って、また、三叉山荘へ登り返す。 写真は源流から三叉蓮華岳。 
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疲れがたまっているのか、12時を過ぎるとバテ始める。 飯を食べて元気づけ。お盆を過ぎると、登山者がめっきり減っています。15時に双六山荘に到着、ここは沢の水が豊富で トイレが水洗です、初めて。

8/17
 今日は下るのみ、台風の影響で槍穂高方面はガス、岐阜、富山方面は快晴である。ゆっくり下る。新穂高に12時に到着、今年の夏山が終わった。 今年は幸運にも晴天に恵まれ、また 良き単独の方と御一緒し、山の話をしたりして良かった。 山域もガレた稜線から林、湿原の歩きと楽しめた。
 帰りは新穂高の日帰り温泉で、12時という時間帯だったので、一人で独占して泳ぎまくった。きもちいい。
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by takatakabike2 | 2006-08-30 10:26 | 登山 | Trackback | Comments(0)

by takatakabike2